誰でも一度は飛ばしたことのある紙飛行機は、折り方によって良く飛ぶようになります。
紙飛行機の世界記録はなんと30秒近く飛んだそうです。あなたも紙ヒコーキにチャレンジしませんか?
誰でも知っていると思いますが、紙飛行機(かみひこうき)は、飛行機の形を紙で折り、飛ばして遊ぶものですよね。
一枚の紙を折って作る折り紙飛行機を指すこと場合が多いのですが、最近では紙から羽根などの部品を切り抜き貼り合わせて作る組み立てるペーパーグライダーと呼ばれるものもあります。
2000年前の中国で、紙で紙飛行機などのオモチャをつくることが始まったのだと考えられています。当時の中国で人気があったのは、日本でもお馴染みの凧。
しかし、紙飛行機がいつどこで始まったのかは明確には判っていませんが、一般的に紙飛行機を製作したと分かっている最も古い年代は1909年だと考えられているようです。
紙飛行機が、最初に認められているのは、ロッキード社の共同設立者であるジャック・ノースロップが1930年につくったものであると言われ、現実の飛行機を飛ばすためのアイデアを発見するために紙飛行機でテストしていたそうです。
それ以来、紙飛行機のデザインは「速度・揚力・型」といった面で長い年月をかけて色んな方々によって改良され続けてきました。
日本で正方形や長方形の紙を折って作るもので紙飛行としてよく知られているものは、滞空時間の長い「へそ飛行機」、まっすぐ遠くへ飛ぶ「やり飛行機」、ゆっくりと飛ぶ「イカ飛行機」、宙返りが得意な「ツバメ飛行機」などが一般的な紙飛行機です。
どの形の紙飛行機であっても、正確で強くて真っ直ぐな中心線をつくり、左右のバランスを取り直進性を高めることで長い時間飛ばすことができます。
ちなみに紙飛行機の最長飛行時間のギネスブックの記録では、1983年から1996まで13年間のギネスブック記録保持者ケン・ブラックバーンは、1998年10月8日に室内で27.6秒という記録を達成したそうです。
彼の紙飛行機は、ペーパーグライダー型の紙飛行機に入ると考えられています。 現在、紙飛行機と一言にいっても紙をただ折ってのみ作る折り紙ヒコーキと紙を切断し接着して作る切り紙飛行機(ペーパーグライダー型)があり、日本で一般的に広く大会などが行なわれているのは折り紙飛行機の方が多いようです。
なお、2007年現在の折り紙飛行機の世界記録は、日本折り紙ヒコーキ協会長の「戸田拓夫氏」が持っている『19秒24』ですので、是非、あなたも一度チャレンジしてみませんか?
また、「紙ヒコーキ博物館」なる博物館(毎週土曜日のみ開館)が広島県福山市にあり、約800種類の紙で作った色とりどりの紙飛行機が展示してありますので、紙飛行機ファンなら一度は訪れてみたいものです。
紙飛行機は、紙で飛行機を模した形を作り、飛ばして遊ぶもので、正方形や長方形の紙を折って作る折り紙の一種。なので、一枚の紙を折って作る折り紙飛行機は折り方を覚えておかないと作れません。
福山の「紙ヒコーキ博物館」では、約800種類の紙で作った色とりどりの紙飛行機が紹介されていますが、そんなに多くは紹介できないので、ここでは紙ヒコーキの代表的な折り方を紹介します。
「やり飛行機」まっすぐ遠くへ飛び、「イカ飛行機」はゆっくりと飛ぶ、「へそ飛行機」は滞空時間の長く、宙返りが得意な「ツバメ飛行機」などが代表的な紙飛行機です。
ここでは、「やり飛行機」、「イカ飛行機」、「へそ飛行機」の3種類の折り方を紹介します。
やり飛行機 | いか飛行機 | へそ飛行機 |
「紙飛行機」と言って誰でも思い浮かべるのは、「折り紙飛行機」と思いますが、簡単に作れるこのタイプの紙飛行機は、誰でも子供の頃に作って飛ばした経験があると思います。
最近人気のあるのは、型紙を切り抜いたパーツを貼り合わせて組み立てる「ペーパーグライダー」。紙飛行機よりも本格的に楽しめ競技として大会なども色んな所で開催されています。
素材が紙なので、手軽に紙ヒコーキを楽しめるのが魅力ですね。
ペーパーグライダーは、型紙データを入手できるサイトがありますので覗いてみてくださいね。パソコンでに型紙をダウンロードしてプリンターで印刷すれば手軽に型紙を作成できますので、自分で作ってみたいという人にはすすめです。また、自分型紙から作るのが面倒という方は「ホワイトウイングス」という商品名で販売されていますので、是非一度チャレンジしてみてはいかがですか?
■折り紙飛行機/ペーパーグライダー関連サイト
▲おりがみひこーきのHP
http://www.oriplane.com/ja/top.html
折り紙飛行機作家・戸田拓夫氏のホームページです。大学時代に作り始め、今までに500機以上を制作したそうです。、著書「飛べとべ紙ヒコーキ」(二見書房)の中から、「へそヒコーキ」「いかヒコーキ」「フライヤー号」などの代表作を図解で紹介しています。
▲鳥ヒコーキで遊ぼう!
http://village.infoweb.ne.jp/~fwie6605/index.html
イラスト入りの展開図をプリントアウトして折るだけで、鳥を形どったオリジナル紙飛行機「鳥ヒコーキ」を紹介しています。「カナリア」などの「鳥ヒコーキ」は、PDFでダウンロード販売もしています。
▲よく飛ぶ紙飛行機 ホワイトウイングス
http://www.whitewings.com/japan/
紙飛行機ホワイトウイングスのオフィシャルサイト。ケント紙を切ったり貼ったりして作った機体を紙飛行機(ペーパーグライダー)の紹介をしているサイトです。今までに紙飛行機を作ったことの無い方はホワイトウイングスのキットを作ってみることをお勧めします。
▲紙飛行機 ペーパークラフト 型紙ダウンロード
http://www.venus.sannet.ne.jp/eyoshida/a.htm
手軽に作れ、家の中でも飛ばして遊べ、楽しくコレクションできる小さなペーパークラフトを「戦闘機」や「ジェット機」など多数紹介しています。また紙飛行機の型紙をPDFでダウンロードできます。
▲PAPER AIRPLANES AND MORE
http://www.paperplane.org/
紙飛行機滞空時間の元ギネスブック記録保持者Ken Blackburn氏のホームページ。紙飛行機の空力工学や歴史、世界記録をマークした機体の折り方などが紹介されています。このサイトでは、紙飛行機はまさにスポーツだということがわかります。記録更新のため、わざわざトレーナーについて筋力トレーニングをやっているというBlackburn氏のことが紹介されています。
ペーパーグライダーを紹介します。
紙飛行機・紙ヒコーキの折り方のおすすめ書籍をピックアップしましたので是非参考にしてくださいね。